
それいけチキンテック
AIによる高度な養鶏生産管理システム
開発に至る経緯
【養鶏農家の現状】
◯餌料の負担感
・鶏は、飼料を食べ続ける状態で飼育している
・飼料の摂取量を管理する事が望ましいが、人手による管理は管理コストの採算が合わず対応できない
◯鶏の健康管理
・上記同様、飼料の食べ過ぎから、突然死が発生したり、ストレス状態が続くことで品質低下が起きている
・鶏個体単位で増体を把握できていないため、出荷基準を満たしているかどうかの管理が曖昧。基準を満たしていない場合はそのまま殺生され、出荷されない
⇒⇒⇒
*鶏を個体単位で適切に管理することは、経営管理や品質管理の観点から喫緊の課題
*農林水産省が提示する「アニマルウェルフェア」も今後検討が必要
開発内容
~~匠の養鶏家に匹敵する第三の目を開発~~
◯機能①:鶏の個体認証
・赤外線センサーとAI(画像認識)技術を用いて、羽の特徴から鶏の個体認証
これまでにない新たな手法「第三の目」で鶏の個体を把握
◯機能②:鶏の体重推定
・鶏の生体情報(ビックデータ)から個体認証した鶏の体重をAI(画像認識)技術を用いて推定
鶏の成長状態(体重)を的確に把握し、飼料の食べ過ぎや未成長個体を管理
⇒⇒⇒特許出願予定
・養鶏匠の眼の可視化(熟練の養鶏農家の知識と経験)
・サーモグラフィを活用した鶏1羽ごとの個体識別と管理手法


導入メリット
【養鶏農家のメリット】
・管理に係る体力やコストを低減
・システム導入による飼育ノウハウの平準化(高齢化問題)
・鶏の増体管理による餌量(コスト)削減
【鶏のメリット】
・健康状態の維持、食べ過ぎによるストレスや突然死を低減
・出荷基準把握による理不尽な殺生削減
【消費者メリット】
・生育データ(エビデンス)のある安心、安全な鶏肉を買い求める事が可能
【流通業者のメリット】
・餌や生育方法の違いによる差別化、ブランド化